9月1日(土) 魚野川水系の渓流
今日はバイク仲間のY君と9:30に待ち合わせ。
お互いの休日が合致することが少ないので、夜勤明けの彼に合わせて遅い出発となった。
彼とは もっぱらバイクとキャンプの話題ばかりで、今まで私の方からフライフィッシングの話を持ち出す事はほとんど無かった。
しかし、最近彼は行く先々の渓流に魅力を感じるようになり、フライフィッシングを始めようと思い立って、タックルを一式揃えたという。
事前にタックル選びについて少し相談は受けてはいたけれど、こんな短期間に一式揃えるなんてビックリした。
という訳で、初のバイク2台でのフライフィッシングは、彼のお気に入りの魚野川水系の渓流とした。
目的地に到着。
お互いのバイクを並べて先ずは昼食とする。
そして、いよいよ釣りの支度に取りかかった。
魚野川水系らしい茶色い巨岩がある渓流。
Y君、初心者なのに姿はもうベテランに見えるね!
今日、私はガイドに徹するつもりだったけれど、先に釣れちゃったものは仕方がない。
幅広でいい山女魚。
Y君、どうだい!
今度はY君の番だよ。
できれば初の一匹を手にして欲しい。
You Tubeを見てイメトレして来たとのことだけど、それにしては初心者らしからぬキャスティングだ。フライはしっかりターンオバーしている。
恐るべしY君、これからが楽しみだね。
彼がいつも橋の上から見ていたというポイント。
渇水ではあるけれど、このエリアでは一番魚が居そうなポイントだ。
ここで是非とも魚を掛けてもらいたい。
先ずはエルクヘアカディスをキャスト。
最初からしっかりターンオバーして流れの筋にフライが入った。
ドリフトの後半ドラグが掛かり、フライが止まりかけた瞬間、大きな水しぶきが上がった。
来たあ!
思わず私が声を上げる。
Y君にしてみれば、初めてのライズ。
アワセられない。
よし、もう一回。
数投後、またいいスポットにフライが入る。
フライが着水して直ぐにまたライズ。
岩魚ならフッキングしていたかもしれないタイミングだったけれど、相手は山女魚だ。またスッポ抜けた。
3回目は無いので、フライを交換するようアドバイス。
今度は私の巻いたテレストリアルパターンを結んだ。
またいい筋にフライが入った。
一回目と同じタイミングでライズ!
同じ魚だ。またスッポ抜けた。
私もフライを始めたばかりの頃を思い出した。
ライズを見た時のこの興奮を。
今日は魚を手にする事はできなったけれど、シーズンオフまでにはきっと結果が出せると思う。
帰り道は私が気になっていた県道を走る。
途中のスキー場で小休止。
思いかけず、すばらしい眺望に出会った。
出始めのススキが西日に輝く。
これから いろんな冒険ができるかな(期待してます!)
では。