フライタイイング2021年用⑦

1月23日(土)

 

 久振りに作業部屋でバイスを前にして椅子に座る。

そろそろタイイングも終わらせなければならい時期に来た。

 

 新潟は正月から大雪となっている。

毎日スコップを手にして雪の処理に四苦八苦。

昨年は全く積雪が無かったので今年はちょっと面食らった。

家の玄関や駐車場の除雪に気を取られて、冬眠させているシルクロードの事を忘れていたのである。

この日は一晩で30㎝程積もっていた。

朝一番にシルクロードを格納しているサイクルハウス(ビニールハウス)の上を除雪していれば何事もなかったのだけれど、日中気温の上昇に伴い雪が雨になり積雪の重量を増大させたことが原因で・・・

夕方うす暗くなった頃、ふっと思い出して裏庭に様子を見に行ったらなんと!(泣)

取り敢えず雪を除け、折れて潰れた骨組みを応急処置するハメになったのである。

 

 その後さらに降雪があり、サイクルハウスの周囲は80cmくらいの積雪になって手が出せずにいた。

それからだいぶ日数が経ち、残雪も減ったので今日改めて様子を見ることに。

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 シートカバーをめくりシルクロードの状態を確認する。

取りあえずシルクロードは無事のように見える。

エンジンくらい掛けてやりたかったけれど、ハウスの中ではちょっと無理かな。

再度厳重に上下からシートで包んでそのまま冬眠させた。

春までもう少しだ。待ってろよ。

 

 タイイングの方はこの辺で終わりかな?

最後に秋の必殺パターンを巻いた。

稲刈りが始まる頃に大量にいるイナゴやトノサマバッタの類を模したパターンだ。

このフライは出来上がりの良し悪しは釣果に関係なく、どの様に流すかがカギになる。

フックはサーモンフック#4のみ。

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  このフライで過去、数々の大物に出会えてきた。

その時の興奮を思い出しながら例年通りせっせと巻いた。

 

↓ このフライで2015年にキャッチした魚。

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↑ ロッドはTFO 14フィート

 

こんなんがいるからフライは止められない。
 

フライタイイング2021年用⑥

12月31日(木) 大晦日  フライタイイング

 

 今日は例年であれば夕方から始まる実家での宴会の準備で一日中バタバタする日なのだけれど、今回に限っては宴会を自粛としたため静かな大晦日になっている。

天気の方もこれからの数日間は非常に荒れる予報のため、もはや巣ごもりして来シーズンに向けた準備をするしかない状況。

気になるタックルの情報をネット検索なんかすると衝動的に欲しくなってくるので、PCを開くのは要注意。

先ずは手持ちの資源で足元を固める作業作業をしなければ。(がまん、がまん)

という事で作業机に向かう。

 

 来シーズンは渓流にも勢力的に足を向けたいと思っている。

久ぶりに昔の釣行記録でも見返してみるかな。

一冊の手帳を開くと1991年から1995年の記録が残されていた。

この頃は主に渓流に通っていた。

当時は今以上にフライフィッシングにのめり込んでいたと思う。

ページをめくると完全に忘れていた事が多々あるではないか。

ドライフライでダメな時にニンフで一転 良い結果が出ている釣行がある。

よし、20年振りにニンフでも巻いてみよう。

 

 当時巻いたニンフのボックスを開く。

さっき見ていた手帳の記録とリンクするニンフパターンどれだったかな?

少しづつ思い出して来た。

これが確か一番印象深いニンフパターンだ。ボックスから一本外してバイスを前にする。

当時の事を思い出しながら一本、2本・・・巻いていく。

 

ヒラタ系のパターン。

名の通りファーが横にヒラタく拡がり、且つ楕円形になる様に仕上げる。

↓順光で見た状態

f:id:kazemoriharumiti:20201231114856j:plain↓逆光でみると。

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逆光では横に張り出したファーは透けているが、ボディーはきちんとしたテーパーのシルエットが見えるのがポイントかな。

サイズを変えて6本巻いてみた。

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 昔巻いたニンフが大量にストックされているけど、今日巻いたニンフはドライ用のボックスの片隅に忍ばせておくことにする。

 

では、良いお年を!

 

フライタイイング2021年用⑤

12月20日(日) フライタイイングと大掃除

 

 今回の冬は降雪が多いと言われていたが その通りになった。

私の住む新潟市の海岸付近に積雪はないが、関越自動車道(高速)が通行止めになるなど内陸では大雪になっている。

降雪が少なかった昨年とは違った冬になりそうだ。

 

 昨日(土曜日)は家の大掃除。

今日は作業部屋清掃の続きとタイイングとする。

先週はロッド関係のチェックをしたので、今日はフライボックスの中身を覗いてみる。

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↑ ウエットやストリーマー関係のボックスを戸棚から取り出した。

 

 本流を始めた当時のウエットやストリーマーは、ひたすらパターンブックや雑誌に載っているエキスパートのフライを模倣していた。

これが魚に出会うための一番の近道だと考えていたからだ。

しかし、改めて当時巻いたこれ等のフライを見てみると、今は全く釣れる気がしない。

もうボックスのクリップから外してしまおう。

 

 今では絶対に使う事のないロングシャンクフックで巻いたものをメインに取り出した。

本当はまだまだ沢山あるけれどやっぱり廃棄することに躊躇してしまう。

今回はこの辺にしておく。

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 ジャングルコックは解いて再利用することにして あとは廃棄とする。

 

 午後はドライフライのタイイング。

一番消費の多いエルクヘアカディスを一機に巻き上げた。

(春までにはこの倍数を積み増す予定)

↓ 今日巻いたフライ達

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 ウエットやストリーマーと違いドライフライは容易に巻けるので、出来上がった沢山のフライを見ていると少し嬉しく達成感が得られるね。(あ~肩凝った)

 

フライタイイング2021年用④

12月12日(土) フライタイイングと大掃除

 

 ここ数週間、自分の定番パターンのストック積み増しに励んで参りましたので、ここでちょっと気分転換し創作してみることに。

noniさんのストリーマーパターンを大いに参考にさせてもらい、自分流にアレンジしてみた。

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 ちょっと派手かな。

でも、濁りの中では目立つかも。

体側の黒縦帯がアブラハヤに見えなくもない(?)

実際の使用においてはマテリアルがバラけてしまう懸念があるけれど、 2、3本巻いて来シーズン試してみましょう!

 

 今日は自分の作業部屋の大掃除をした。

最近、タイイグの勤しんでいたので特にウサギの毛が散乱しているし、しばらく使っていなかったロッドをケースから出してコンディションを確認したかった。

 

 もう30年くらい継いでもいないロッドがある。

先ずは#2、#3、#4から。

一本づつ薄汚れたケースから恐る恐るロッドを取り出して継いでみる。

懐かしいアクションだ。  でも、とてもいい。

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 渓流用の低番手ロッドはこれまでに20本以上所有していたけれど、メインフィールドが渓流から本流に移行するにつれて、この手のロッドは本流用のタックルの資金源となっていった。

今残っているこれらのロッドは、手放さなかっただけあって やっぱり自分にとってはいいものだ。(中央のシガーグリップの3本以外は自作したロッド)

今でも充分使えることを確認した。

 

 今度は#5、#6、#7 のシングルハンドをチェック。

こちらも相当数減らした記憶がある。

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この写真を撮って片づけた後、ダブルハンド用のケースからもう3本シングルハンドが出て来た。

完全に存在を忘れていた。もはや何所に何が存在しているのか分からない。

資源が活かされていなかった事を悔やむ。

 

 ダブルハンドとバンブーのチェックは後日にしよ~っと。

では。(自己満足ネタでした)

 

フライタイイグ2021用③

12月6日(日) フライタイイング

 

 引き続きラビットゾンカーのストックを積み増す。

フックは全て#4。

 あの場所に居るはずの どでかい岩魚が飛びついて来ることをイメージして一本一本巻いていく。

仕留めるには「喰わせたい」ではなく、「喰わずにいられない」オーラが必要だ。

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解禁直後の低水温では、たぶん川底にくっ付いているハゼ科を主食にしていると思っている。

濃い色は定番のボトム用。

薄い色はローウオター時の開きで試してみたい中層用のプロトタイプ。

 

どれだけ巻いたら、幻の魚とコンタクトできるのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フライタイイング2021用②

11月28日(土) フライタイイグ

 

 今日は朝から強風と断続的な冷たい雨。

もう外の様子は気にしないでフライの製作に集中できる。

先週末に下ごしらえしておいたラビットスキン、月曜日から巻き始めて今日仕上げた。

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 10年以上も同じ仕様で製作してきたが、今年の新色 ピンクゼブラの方は結構コストのかかるエポキシ製のアイに替えて、近年出回っているジャングルコックを模した耐水紙製のものを代用してみた。

釣果にはたぶん関係ないだろうね。

 

 このフライについては例年であればこの本数で1シーズン分(3月、4月、5月分)として良いのだけれど、来シーズンは今までとちょっと違ったアプローチをする予定なのでたぶん足りなくなる思われる。

更にこの倍の本数が必要かな。

明日からまたウサギの毛 むしります。

 

 数年前に購入したジャングルコック

ちゃんと所持しているのですが、もったいなくてこのケープは手を付けていないのです。

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たぶん、棺桶に入るまで使わないような気がしてきた。

これを付けるに値する綺麗なフライが巻けるようになれるかな?

 

 

 

フライタイイング2021シーズン用①

11月22日(日)

 

 いつもは年を越してら本格的に始めるタイイング、こんなに早く取り掛かるのは何年振りだろうか。

先ずは私の定番中の定番、黒いウエットから。

今シーズンは、一昨年巻いたストックをちょうど使いきったので、今回もまた2シーズン分を目途に巻いた。(う~ん。ちょっと足りないかな)

 もう15年も巻き続けているパターンなのに、毎回最初の1本目は不格好になるのでスレッドを解いて巻き直す。

5本目くらいからやっと感が戻って来る。

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左から10本はサーモンフック#8。

主にダブルハンドで使用する。

中央の10本は#10。

ドロッパーを付けている時のリードフライとして、また6番ラインのシングルハンドで使用することが多い。

右の8本は#14。

6番ライン以下のタックルで使用する。

 

 次に湖や大きなプール用のマラブーストリーマー。

全て#12。

数年前まで#10がメインだったけれど今は#12になった。

フックサイズを下げたら反応が良くなったような気がするし。釣れる魚のサイズは変わらなかったから。

これでも50オーバーが釣れることがあるよ。

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 タイイングのリハビリが終わったところで、今度はいよいよストリマーを巻く準備に取り掛かった。

これも定番のラビットゾンカーから。

下ごしらえ終了。

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 いままで#6フックがメインだったけれど、2021年用は全て#4にサイズアップする。

取り敢えず、ゼブラのスキンテープを55mmから今回は63mmで切断。

ガードヘアを除去してファーを適量になるまでむしった。

ここまでするのに完成までの約半分の労力を費やす。

ピンクのゼブラは真鯛の刺身の様で美味そう!?

完成した状態は次回で報告と致します。