嵐の後の虹鱒

3月14日(木) 本流

 

 今シーズン3回目の釣行。

朝のラッシュの中、車をノロノロと走らせる。

今日は先を急ぐ気も無く、ただロッドを携えてフィールドに立てれば良いと思っている。

(ちょっと仕事疲れ)

 

 雪が消えてからだいぶ経っているけれど、このところの低温でフキノトウは出始めたばかり。

ふっくらして美味しそうだ。

 午前の部は何も無し。

水量はそこそこあるけれど、ちょっと澄み過ぎているみたいだね。

今日は昼頃に雷雲が通過するから、少し早めに川から上がって荒れる前にタープを張るとするか。

 これで、雷雲をやり過ごせるだろうか。

少し早めの昼休みにしよう。

 

 雷雲が来た。

辺りは暗くなり、周辺の視界が無くなる。

強風がタープを揺らす。

吹き飛ぶギリギリのところで何とか持ちこたえている状況だけれど、今日は何だか危機感が薄い自分がいる。

今度は大粒のアラレがタープを叩き始め、大嵐の状態となった。

 

 嵐は1時間程続いた。

少し明るくなって来た。

タープが吹き飛ぶ心配が無くなったところでコーヒーを淹れる。

 

さてと、タープを撤収して午後の部を始めよう。

若干の濁りが入っていい感じになった。

ロッドは14フィート、400グレインのインタミボディーに100グレインS3、15フィートのティップ。ティペットは1Xでその先はラビットゾンカー。(ド定番のタックルです)

 

 追い風に乗せて約35ヤードを軽い力でキャストして、余った5ヤードを送り込む。

ラインにテンションが掛かり始める。

フライは水深1~1.2mくらいをゆっくりスウィングしているイメージ。

小さくリトリーブ2回。

ドスン!

 

 あまり大きくないけれど、今シーズン初のアタリだ。

このブログでは例年バラシネタから始まる事が多いような気がするので、ちょっと慎重にやり取りをする。

 さすがにこの時期の魚は綺麗だ。

では。