キャスティング練習

10月23日(月) 五十嵐川

 

 スペイキャスティングにおいて、ウォーターボーンアンカー(ラインを水面に折りたたんで置く)に苦手意識があった。

 数日前に何気なく見ていたYouTubeで、私が今まで全く意識していなかった事を言っていた人がいた。

もしかしたら、これを意識するれば苦手意識が克服できるのではないか。

どうしても試したくて、通年釣りが出来る五十嵐川へ向かった。

 

 今日は無風でキャスティング練習日和。

河原には自生したハーブが繁茂していて歩くと良い香りが漂う。

水辺に向かう。

この川の水鳥は人に敏感なようで、まだだいぶ距離があるのに、対岸にいた白、黒、茶色のいろんな鳥が一斉に飛び立った。

 

 ロッドは14フィート。

460グレインのスカンジナビアンタイプのフローティングラインで試みる。

 

 先ずは、エアボーンアンカーで感覚を掴む。

14フィートのロッドで実釣する際の平均的な距離である35ヤードのラインをリールから引き出す。

これを基準に、ウォーターボーンアンカーでも同じように無理なく安定的にラインを出したい。

 

 今日のテーマは、水面に置くラインの位置と形。

それと、両腕の動き。

今まで全く意識していなかった事を実行してみる。

 

 あっさり、35ヤードが無理なく出る。

再現性が有る事も確認。

確かに今までとは違う。

ちょっと嬉しい。

 

でも、せっかく掴んだこの感覚は、来年になればすっかり忘れてしまうんだろうな。

ラインが変われば、また全然違うキャストになるしね。

フライキャスティングは難しい。

では。