フライタイイング2023年用

2月10日(金) フライタイイング

 

 解禁まであと3週間を切った。

おっと、このオフシーズンにフライタイイングの事を一度も書いていませんでしたね。

 

 昨シーズンは豪雨が多く、思う様に釣りが出来なかったせいで、シーズン終盤にはいつも空になっていたフライボックスも大半が残っている状態でした。

なので、「巻かなきゃいけない」というプレッシャーが無く、正直 この冬はタイイングの事をあまり考えていませんでした。

 

それでも、ストック数が少ないフライは補充しておきましょう。

先ずは定番のニンフ。

昨年と同じパターンを巻きます。

kazemoriharumiti.hatenablog.com

 

 #10フックを使います。

7本巻いたところで疲れました。

 ニンフフィッシングの経験がある方なら知っていると思いますが、ニンフフライは水中でベントが上(キール状態)で流れます。

なので、タイイングの際はニンフの背と腹をイメージして上下の形状を変えたり(例えば上側にウイングケースを付与するとか)して工夫しますが、実際には仰向けになって流れているんです。

まあ、実際のニンフも流れに揉まれている時は姿勢を制御できていないので、フライはどっち向きで流れても問題無いと思ってますがね。

ただ、フライの水中姿勢を知っておくことは重要です。

 

 次は試作。

ちょっと奇妙で気味悪いパターン。(それを狙ってます)

以前からのイメージを形にしてみました。

濁った春の本流中流域で、砂泥の川底を擦る様に小刻みに引っ張ったらどうかな?

デカイ魚が興味を示してくれないだろうか?

深く沈めると相当ロスすると思うので、安価で簡単に巻ける事を重視してます。

フックは#5サーモンフック。

さあ、このフライに魚が掛かるでしょうか?