2月5日(土)
フライフィッシングをある程度やっている人であれば、誰もが拘りのマテリアルがあると思う。
私の場合はパートリッジ(ウズラ)である。
ウエットフライのスロートとして絶対に欠かせない。
パートリッジは、フライに使用される鳥の中でも特に個体差が大きく、個々の個性をよく見極めないと全く使い物にならない場合があるマテリアルだ。(言い過ぎ?)
私が欲しいフェザーはバック(背中)の後方、テール(尾羽)付け根のほんの僅かな範囲に生えているフェザー。
この理想のフェザーは一羽から多くて20枚取れるかどうか、その他何とか使えるものがもう20枚有れば良い方である。
パートリッジはネック(首回り)のフェザーのクオリティーで価値が決まっているように思えるが、私の場合はその部位に用はない。
ショップに行けば先ず新し在庫が入って来ていないか確認。
もし有れば すかさずテールの付け根を確認させてもらう。
それが良いものであれば迷わず購入となる。
フライを初めてから何羽のウズラをむしっただろうか。
稀に需要の少ないこの部位だけを切り取って売っている事があるので、それを含めたら数えきれない。(ウズラに呪われる~!)
今持っているパートリッジは6羽分。
上のコンプリート2つは、既にテールの付け根がハゲ状態で、もう廃棄が近い。
右下の袋詰めのもの(2羽分)はネックに全く手を付けずにこの部位を残して廃棄してしまった。
(近年は価格が上がっているので勿体ないが、ウズラの亡骸が沢山有っても困るため)
このパートリッジを使って巻いた私の定番フライはこんな感じ。(サーモンフック#8)
カゲロウに見える(?)
ヒゲナガに見える(?)
汎用性が高く、オールシーズン使えるフライです。
色違いはこんな感じになる。(今年巻いたものではありません)
この冬のタイイング、あと湖用を少ししておかないと。