時々無性に嫌になるほどの長距離が走りたくなる。
北海道の旅以来、Vストロームは乗っていなかった訳ではないが、今日はそんな気分だ。
県境を跨がずに長距離を走れるルートを思案する。
ここ数年、新潟県の柏崎、十日町、松之山、上越 辺りの山中を網の目の様に張り巡らされた道路を順番に走って見てきた。
今回はその総仕上げとして、未だ走っていない津南と上越を結ぶ国道405号を走ることにする。
津南は国道8号(長岡を通過)で行くのが一般的だが、今日はあえて栃尾-入広瀬-小出(国道290号)方面から大きく遠回りする。
いつもの阿賀野川の土手はこんな感じ。(新津付近)
小出からは国道252号、国号117号で十日町から津南へ。
津南から目的の国道405号に入る。
国道だというのに林道の様な雰囲気だ。
路面は枯葉が覆い被さり、湿った日陰は緑の苔も。
車の往来がほとんど感じられない。(私としてはワクワクする)
路面に神経を集中しながら登坂していると「セラーピー基地」という看板が有った。
ちょっと寄り道、分岐を左折。
もちろん全く人の気配は無い。
トレッキングコースの様だが、どうやら池と釣り場が有るらしい。
こんな山奥の池、もしかして岩魚が居るような所かもしれないので確認が必要だ。
う~ん。 岩魚というより鯉だな。
数か所、水際まで降りれる釣り場が有った。
少し水面を見ていると、遠くで波紋が広がった。
ウグイか?
帰宅したらこの池の事を調べてみよう。
その後、大厳寺高原を覗き安塚方面へ。
時々眼下に綺麗な棚田が見える。
稲は黄色味が増し穂が垂れて秋の気配。
道の駅「雪のふるさと安塚」で蕎麦屋に入る。(蕎麦殻の風味が強い変わった味でした。もちろん美味い)
秋の気配を感じながら山中をずいぶん走った。
少しづづ高度が下がり上越に近づく。
新井-柿崎の間は一面に広がる稲田を突っ切る県道30号。
柿崎から海に沈む夕日を見ながら海岸線を新潟へひた走る。
あ~ぁ、お尻が痛い、肩も凝った、握力も無くなった。
今日は嫌になるほど走れたな。
海風が少し肌寒い。
これからはウインドブレーカーが必要だ。
8月28日(土) 渓流フライフィッシング
昨日に続き今日も外で遊ぶ。
なんて有意義なのだ。(ちょっと罪悪感)
今日はnoniさんと渓流だ。
予定していた源流は水量が多く遡行困難と判断。近くの小渓流へ。
こちらほぼ平水。
数日前の大雨で荒れた形跡が有るけれど、上流に行くにつれて魚影が出て来た。
私のフライに出てくれた岩魚。
noniさんも淵で岩魚をキャッチ。
お互い数匹釣ったところで、段差のある岩場で遡行が厳しくなり終了。
夏の花、ミソハギ。
もう今年はこれで見納めかな。
夏の終わりを十分満喫した週末でした。