今日の午前の降水確率は10%のはずだが、夜明け頃から雨音がしはじめた。
家の玄関には福島方面に向かうための装備が詰まったツーリングバックを置いていたのだけれど、どうやら持ち出すことは出来ないだろう。
目覚まし時計のスイッチをOFFにしてまた布団を被った。
午前中に家事を済ませ、昼食後 タンクにマグネット式のバックのみ貼り付けて出発。
紅葉には一週間早いと思いつつ、やっぱり林道が走りたくて新発田市の真木山に向かう。
途中、福島潟に寄り道。
渡り鳥達はどのくらい来ているのだろうか?
予想に反し、水辺は静かだった。
時々 小さいカモ類の鳴き声が聞こえるが、姿はまばら。
にぎやかになるのは もう少し寒くなってからのようだ。
硫黄の匂いのする月岡温泉を通過して真木山を走る新発田南部林道起点へ。
ここは自宅から最も近く、約30Kmで来れる手軽な林道だ。
↑ 写真では見えないが、眼下に内之倉ダム湖の青が微かに見えた。
やっぱり、紅葉のピークはもう一週間後。
林道をゆっくり走り抜け内之倉ダムの入り口近くに降りる。
ここからは加治川沿いに山から平野へ。
途中の開けた河原でコーヒータイム。
この後は出来るだけ加治川に沿って散策しながら河口まで行ってみよう。
途中の田んぼは大盛況。
ついに冬の風景に出会ってしまった。
かなり近い距離だけど人間は危害を与えない事が分かっているせいなのか、はたまた食事に夢中なのか全然逃げようとしない。
ただ一羽だけこっちを見ている。 あいつが私の監視役だな。
少しでも変な事をしたら皆に警戒信号を出す気だ。
大丈夫、何もしないよ。
そろそろ日が暮れるから俺は先に帰ります。