10月3日(土) 馬取川林道、富士山(西会津町)、緑資源幹線林道(飯豊・桧枝岐線)
一般河川は禁漁となり、今度はシルクロードの出番だ。
相変わらず週末は忙しくて嬉しい。
紅葉には未だ早いが、山郷の空気はしっとり且つひんやりしていて いかにも秋だ。
結構 厚着したつもりなのだが、山に入ったらバックの中のウインドブレーカーを引っ張り出さなきゃいけないな。
津川町から国道459号に入る。
国道459号は途中工事で通行止めなので、鹿瀬大橋からう回路で峠を越え、再び国道459号に戻る。
今回のツーリングの目的は、近場でありながら私的には未知の渓や林道を見ること。
先ずは県境に位置する豊実から馬取川を目指す。
馬取川の隣を流れる実川は過去何度か行っていたが、この馬取川は今までノーチェックだった。というのも、地図上では実川と比べて見劣りするし、釣り情報に限らずこの川の名前が話題になるような事がなかったからだ。
国道459号から馬取川沿いの舗装道路へ。
いきなり、フライフィッシングに良さそうな流れだ。
田んぼや農家が点在する山間を流れ、川幅、水量もまずまず。何よりボサ川でない。
道沿いのいくつかの集落を過ぎると幾分 源流っぽくなってきた。
↑ 舗装道路からの分岐点
砂利の林道はかなり荒れている。
片側の轍が雨水のせいで深さ20cm以上もの溝となり乗用車では無理。
それからは、車の入った形跡が薄くなる。渓も一層源流の様相となってきた。
腰丈ほどある雑草をかき分けながらシルクロードが進む。
車の入った形跡はほぼ無くなった所でゲートでストップ。
↑ 上流部のゲート下の流れ。
上流部は川幅、水量がだいぶ減ったが、全体としては今まで知らなかったのが不思議なくらい魅力有る川だ。
何かの理由で魚が居ないのか?
絶対、来年はロッドを持って来ると決めた。
一旦、林道の分岐点まで戻り本線へ。
名もなき沢を散策。
こんな道幅はバイクし通れません!
何のための道かな?
一旦この渓を降りて今度は以前から気になっていた「富士山 標高508.8m」を目指す。
途中、笹川沿いに咲くコスモスが気分を和ませる。
富士山登山口に到着。
全く人気も無いし、車も来ない。
登山客用の駐車場を貸し切りでランチ。
これで長年気になっていた「富士山」に来たぞ!
富士山を通過し、喜多方面へ下る。
↑ 花が終わった蕎麦畑。その向こうにはススキ。
う~ん。秋だなぁ。 しばし見惚れる。
今度は会津坂下から始まる 緑資源幹線林道(飯豊・桧枝岐線)へ。
ここも以前から気になっていたものの、走る機会がなかった林道だ。
行ってびっくり、ばっちり2車線のいい舗装道路だ。
こりゃ、大型バイクの方で来たら面白そうだ。
所々少し小砂利が浮いていたりもするが、注意して走れば程よいカーブとアップダウンが楽しい道路。
やっぱり、来て見なきゃ判らない。未だ知らない処がいっぱい有るぜ!
つい、アクセルが大きく開き、エンジンが高鳴る。
夕方4時、路はまだまだ続くが日は傾き気温がグッと下がる。
今日はこの辺で新潟へ進路を戻そう。
走行距離 275km
消費燃料 6.8ℓ
(40.4km/ℓ)