真夏の釣り

8月8日(日) 源流

 

 今日はnoniさんと現地で待ち合わせ。

現地に到着して車を停めた瞬間から大量のメジロアブが大粒の雨かの如く車のボディーを叩く。

先に来ていたnoniさんに挨拶するためドアを開けれたら10匹以上が車内に乱入。

やっぱりアブが凄い!

 

 ここは釣り人が非常に多い渓。

快適に釣りができる時期は必ず先行者があるので、なかなか良い釣りができない場所なのだ。

なのでこのアブの大量発生で釣り人があまり来ないこの時期が狙い目となる。

暑さとアブとの戦いは覚悟の上だ。

 

 釣り支度を終えて林道へ。

二人で100匹はいるであろう大量のアブを引き連れ歩く。

少しでも油断すれば奴らは噛みついてくるので、手で振り払いながら入渓地点を目指した。

 

 さすがに釣り人の姿は見当たらなかった。

苦労した分、釣果が期待できるのでは? と笑いながらnoniさんとロッドを継いだ。

 

 いきなりnoniさんが良型の岩魚を掛ける。

私ならパスするような水溜まりの様な場所でだ。

へ~ こんな場所にも岩魚が居るんだ! 勉強させてもらった。

 

  大岩の下の巻き返しを狙うnoniさん。

遠くから的確にフライを落とす。

 

f:id:kazemoriharumiti:20210809101752j:plain

 その後、二人で交互に岩魚をキャッチ&リリース。

狙ったポイントから魚が出るとやっぱり楽しい。

数が出る訳ではないが、野性味のある良型岩魚を手にすると ここまで来て良かったと思える。

f:id:kazemoriharumiti:20210809104916j:plain

f:id:kazemoriharumiti:20210809103958j:plain


 昼になり、おにぎりをほうばっていると山を覆っていた雲が低くなってきた。

まだ釣り上がりたいが、やばい雨が降るのではないかと二人の予感が一致。

実質3時間程度の釣りであったが、十分楽しめたので今日は撤収することにした。

 

 予感通り帰りの林道で結構な雨が降り出す。

車に着く頃には汗と雨で全身びしょ濡れになった。(最高に気持ち悪い)

まあ、これも覚悟していた事だ。

 

 車内には取り残されていたアブが散乱。

f:id:kazemoriharumiti:20210809110425j:plain

 

真夏のフライフィッシング、今日は良くも悪くも十分堪能した。