5月5日(水) 本流
ゴールデンウィーク前の天気予報、ズラリと雨マーク。
晴マークは1日しかない。
バイクに乗るのは連休後にして、その分 フライフィッシングに集中することにする。
目標は連休中に納得のいくサイズの岩魚を釣る事。
今日は連休最終日、できればこのブログに大岩魚の写真を載せたかったのだが そうまくいくはずがない。
5月3日を除く5日間 川に通ったが、結果は・・・。
昨日の夕方、狙っていたサイズの岩魚が掛かり、やり取りしながらランディング体勢まで持ち込んだ。
岩魚はここからが難しい。
虹鱒や山女魚と異なり なかなか水面に浮いてこないのだ。
川底に張り付いて動かない。
インスタネットを広げて、魚が浮くようにプレッシャーを掛けるが、尚更底に張り付く。
いつもこの状態で早くネットに治めたいと焦る。
このまま岩魚の体力が無くなるまで何十分も耐えるか、それともフックの掛かりが甘くならないうちに浮かせて捕るか。
昨年も最大級の岩魚をバラシている。
さあ、どっちにする!
少しづつ魚に掛けるテンションを高める。
魚は少し上ずるも また下を向く。
茶色い魚体に黄色い大きな斑点が見える。
もう我慢できない!
タイプ3のシンクティップ1フィートと10フィートのリーダーが竿先から出した状態で魚の下流側に回り込む。(ロッドはいつもの14フィート)
ここで一機に魚を浮かせてから水流に乗せ、頭からネットに治める戦法を実行すると決めた。
こちらの体勢は整った。さあ、勝負だ。
一機に魚を浮かせる。
しびれるほど綺麗な魚体が横になって上流から下って来る。
岩魚と目が合う。
岩魚は一機に頭を下にして大きな尾びれで水しぶきを上げた。
呆然。
と、いうことで魚の写真はありません!
お花の写真でも見てください。(バラするといつもお花の写真を代用)
一部まだ冬枯れている野に紅一点(黄一点)
日当たりの良い土手は花盛り。
薄紫の絨毯が続く。
可愛いスミレ。
昨日逃がした岩魚がまだそこにいるのではないかと 今朝4時起きして川に行ったけれど音沙汰は無かった。