ECHO グラス #4 10’8” ラインフィッティング

3月28日(土) 下越の本流

 

 昨夜の累計降雨量やダム放水量を見ると今日の川はダメかもしれない。

でも行ける時にはとにかく行くことにしている。

今日は釣りより最近購入してたロッドのラインフィティングをメインにしよう~と。

 

 このロッドはなじみのショップの展示品で、何年も前から売れ残っていたものである。

私も過去何度かショップで素振りをしたが、あまりにも軽く弱いのでこれを使うシチュエーションがイメージできず購入するまでもないロッドだった。

きっと他のお客さんもが同じ印象をもったのだと思う。

 

 少し前にこのショップに買い物に行った。

その時、釣り担当の新人スタッフが「このロッド、いつから展示してあるのだろうか? だれも買ってくれない。安くするんだけどなあ~。」と私に言う。

しかたがない、お世話になっているショップだ購入した。(笑/泣)

 

 私は300グレイン以下のスペイ用ラインは全て自作している。

ライトなスペイロッドはラインの選択が難しく、市販品で満足できるものに巡り合っていないからだ。

特にグラスとなると尚更だ。

 

 ロッドとラインの組み合わせについて私の考えを簡単に言うと次の通り。

・高弾性ロッドには細身で長めのラインでラインスピードを上げる。

・低弾性ロッドには太目の短かめのラインで大きなフライをしっかりターンオーバー。

よって、このロッドは完全に後者である。

 

 今回はフローティングラインを作る。

ボディー用にWF8、9、10番とティップ用にWF7、8番を用意。

いずれも高番手のフローティングラインはショップで安売りしている事があるので見つけると買い溜めていたものだ。

 ロッドの長さが短いので全体長さは長くても8.5mかなと思う。

① WF9から切り出したボディー4m+WF7のフロントテーパー(ティップ)4.5mをセット。→ ループがぎくしゃくする。

② WF10から切り出したボディー4m+WF8のフロントテーパー4.5m。→重い。

③ ②のボディーを0.5m短縮。

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10種類くらい組み合わせを変えて、最終的には、

ボディー:TEENY BASSテーパーWF10 3.5m 10g(154グレイン)

ティップ:SA シュープリームWF8 4m 6g(92グレイン)

合計:7.5m 16g(246グレイン)となった。

ちなみにロッドの指定ウエイトは210-270グレインとなっている。

ボディーとティップで全く異なるメーカーのラインを使うことは面白い。

個々に求める性能をより高められるからだ。

 

 参考であるが、フィティングする時、ラインは少し軽めにしている。

その理由は、実釣でラインは長時間 水に浸かるため、ライン内部の微細な空孔や亀裂に水が染み込み重量が増加するからだ。

乾燥状態と1時間後での重量変化は無視できないレベルと考えている。

 

このロッド、実際ラインを通してみたら以外と使える!!

夏から秋の釣りに良さそうです。

 

 夕方、いつもの14フィートを一振りして一日は終わった。