3月22日(日) 下越の本流
今日は奇妙なことが有った。
釣り支度を終え、ポイントに向かうため鬱蒼とした河畔林の中を歩いていた。
突然、15mほど先でバサバサッ!と薄灰色のフサフサした獣が逃げ去る。
カモシカだ。
黒い獣でなくて良かったとホッとする。
しかし、何んでこんなところにいるの?
更に5、6歩進む。
その時、カモシカが居た同じ場所から真っ白な大きなウサギが顔を出してこちら見た。
目が合った瞬間、その白ウサギもカモシカの後を追って飛ぶように林の中に消えていった。
異種の獣が同じ場所で何をしていたのだろう?
山奥でよほどの事が有り、山を下りて情報交換でもしていたのであろうか?
今日は今年巻いた「小さなストリーマー」(2月9日記事参照)のテストをしてみる。
稚魚が居るであろう開きや川縁の緩い所を狙ってキャスト。
いろいろなアクションでリトリーブ。
ストリーマーで一番大事なのはマテリアルがフックに絡まったりして水中で異常な姿勢にならないことだ。
30分程キャストしたが、全く問題は発生せず、狙った通り何かの稚魚の様に
見えている。合格だ。
当面、優先的に使用して実績を上げたいと思う。
いつもは雪解けと同時に一斉に芽を出すぷっくりとした魅力的なフキノトウ。
今年は積雪が無かったせいで、芽を出すタイミングを逸したせいか貧相なものが多い。
今だに雪代も無く、増水もしていない。
きっと今年の夏は水不足になるだろう。
山の獣も生きていくのに大変な年になりそうだ。