今日は波浪警報が発令されている。
自分の感では午後からは晴れて夕方には風も弱まると読んだ。
今日はいつもの14フィートを予備として、メインは10フィートのシングルハンドロッドと決めて出発。
いつもの川は薄暗く、風の音が山鳴となって薄気味悪い。
こういう時にこそ何か良いことが起こるんじゃない?と 淡い期待をモチベーションに釣り支度をする。
川は水しぶきを伴った強風が下流の方から絶え間なく吹き付ける。
満足にキャストすることも出来ず、ラインをただ打ち返して手前の流れに乗せ、テンションの掛かったところでリトリーブするしかなかった。
こんな状況でこそ、いつもと違う何か発見が欲しい。
フライは定番ストリーマーをローテーションしてみたがお好みではなかったようだ。
日が暮れる頃、山はやっと静かになった。
芽吹きもなんだか寒々しい日でした。