梅雨入り

 


6月13日(土) 下越の本流

 

 昨夜の天気予報で下越や山形地方の降雨は無いと判断していたので、今日は荒川上流のいくつかの支流を探索するツーリングをするつもりだ。

ドライフライの道具をバイクに積んで いざ出発!??

と、その時、突然 大きな雨粒が準備万端のバイクを叩き、あっという間に砂埃っぽい匂いと共に路面が濡れた。

一旦 バイクを濡れない場所に移動して雨雲レーダーをチェックする。

いつの間にか雨雲が拡大している。

出だしから雨具を着たくないので少し様子を見ることに・・・。

 

 1時間待ったが一向に好天への兆しが無い。

目的地周辺も既に相当な降雨があるようだ。

残念、ツーリングは断念する。準備万端のバイクの荷物を車に積み直す。

 

 時間的に完全に出遅れている。

いつもの川に向かう途中、時折ワイパーを作動させる。(ため息)

今朝までのワクワクはもう何処かへ行ってしまった。

まあ、野でタープでも張って、準備した昼食を消費しよう。

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 食後のお菓子でマッタリ。釣る気力が減退する・・・

 

 クモの巣にカゲロウ。

すっかり夏になってしまった。

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ピンボケです

 

そうだ、以前から実釣をご一緒しようと約束していたGさんに川にいることを伝えてみよう。

少し経ってGさんから返信が有り、夕方落ち合うことになった。

 

 Gさんはサクラマスを狙う本流フライフィッシャーなのだが、大物狙いが故に最近 魚信から遠ざかっているとのこと。

少し気分を変えて山女魚の魚信でもどうですかね。

フローティングラインにマーチブランを勧める。

Gさんからはラインメンディングに関して疑問や課題があると聞いていたので、この話をしながら釣り下がる。

自分の体に無意識に染み込んだメンディングの動きを言葉に変換するのに戸惑り、的確な説明ができなかった事に反省する。

 Gさん、山女魚釣りを勧めておきながら、最中に色々横槍を入れてすみませんでした。

恐縮です。

なんだかんだ云いましたが、結局一番大切なのは「魚にフライをどう見せたいか」を明確にすることだと思います。

因みに私が魚にフライをどう見せたいかというと、

・常に上流を向いている。

・水流とは異なる一定の流下速度を保っている。

です。

本当はメンディング技術よりも 立ち込む位置、シュートする方向が大切な要素になりますので、やはり「魚にフライをどう見せたいか」という観点で実践されたら、総合的なレベルアップになるのではないでしょうか。

 

今日の出来事に懲りず、また釣りの話ができたらと思います。

私もいずれはサクラマスに復活しますので、その時は宜しく願いします。

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