新潟下越の本流
今シーズン、ホームリバーは雪代らしきものがほとんど無かった。
これが影響しているのか? 虹鱒は釣っていたが岩魚との出会いは未だない状況。
私と同じく新潟の本流で大岩魚を追いかけている方と川でお会いする機会があった。
その川は、この方の庭のようなもので、地形や水の変化、魚の生態など熟知されている。
めったにないチャンスなので色々レクチャーをして戴いた。
この河川は昔、私がウエットフライを覚えたての頃にヤマメを釣りに散々通った川だ。
そのためか、私にはこの川で岩魚を狙うというイメージがほとんどなかったのだが、この方は毎年ちゃんと岩魚をキャッチしている。
最初にレクチャーして戴いたポイントは、過去に入った事のない場所で、川底は砂泥状態。
現時点では水量が十分あるため、水深もあり非常に魅力的な場所だった。
日をあらためて、早朝一人でこのポイントに到着。
対岸の流心にフライとラインを適当に放り込み、流れに任せてラインを伸ばす。
ランニングラインを25ヤードくらい出してラインが直線になるまで待ってからリトリーブ開始。
同じ立ち位置で3~4回コースを変えてリトリーブしてから2歩下がる。
ランの中ほど(フライはランの後半の開き)、リトリーブの途中でヒット!
大物ではないが今シーズン、諦めかけていた本流岩魚に取り敢えず出会えた。
(40センチ以下の小型岩魚は3匹ほど釣っておりましたが)
きっと、レクチャーがなければこの川で岩魚に出会うことは無かっただろう。
レクチャーして戴いたこの川の名手と、この岩魚にお礼を申し上げます。
今後も時々お邪魔させていただきま~す。
宜しくね!
「大事なポイントで味をしめてしまったか~」←(つぶやきが聞こえました)