証拠品としてのフキノトウ

3月28日(日) 本流

 

 自宅で昼食にしようかと思た時にnoniさんから電話が来た。

きっと私が今日も川にいると思っての電話だ。

午前中に家事は済ませていたものの、夕方は完全に雨なのでどうしようかと考えていたタイミングでだ。

これで決まり!

出掛ける口実ができた。

 

 今日もまた行くの⁉ と妻が言う。

noniさんて女性じゃないよね? 本当に釣りなん?

勿論釣りさ。同世代のおじさんだよ。(苦笑)

 

 川に着くと太い流れに立ち込むnoniさんの姿が見えた。

遠目でもただ者ではないフライマンのオーラを放っている。

いかにも大物を掛けそうな雰囲気だ。

自分も同じ場所に立ったら、同じ様に見えていればいいのだが。

f:id:kazemoriharumiti:20210328205835j:plain

 この写真を撮った後、noniさんの対岸に立ち込んだ。

核心部に到達する少し前で痛恨の根掛かりだ。

散々ロッドをあおって場を荒らしたあげく、フライをロスしてこのランは終了。

 

 noniさんと合流してイブニングまで雨で濡れた河原に座り しばしの休憩。

4時になって二人とも重い腰を上げる。

 

 5時、雨が強くなってきたので終了。

河畔林の中を目に付くフキノトウを採取しながら帰る。

釣りに来て魚や山菜を捕って帰る事ははほとんど無のだが、今日はこれが山で釣りをした証拠だ。

f:id:kazemoriharumiti:20210328211645j:plain

 帰宅して妻にこの証拠品を提示。

予想以上に喜び、次回を期待された。

フムフム、この手が有ったか。

釣りに行くためには山菜の勉強も必要だな。