3月1日 解禁日 下越の本流
例年であればスノーシューを車に積ん家を出るのだけれど、今年は事前の川見で雪がないことが判っている。
それにしても雪が無い。
自由に動けるのは良いが、何か物足りない気分。
最初のポイントは2年前に52センチの岩魚をキャッチした所だ。
昨晩の降雨にもかかわらず雪代が全く入っていなくて減水状態。透明度も高い。
こういう状況では大岩魚は出ない。
いつものようにフライを流して、粘らず上がる。
次は本命のポイントに向かう。
なんと対岸の斜面が大きく崩れていて、その下流の淵が砂で埋まっていた!!(泣)
何度か美味しい思いをさせてもらったこのポイントも今年は期待できそうにない。
軽く1回流して車に戻った。
午後、やっぱり さっきのポイントが気になり、3時まで待って再びラインを変えてトライする。
スカルピンで川底を引っ張る作戦だ。
砂で埋まったポイントは大きな開きになっている。
14フィートのロッドでフルキャスト。
更に送り込んで、バッキングラインが薄っすら見えるほど出したランニングラインにテンションが掛かったところでリトリーブ開始。
10ヤードくらい引っ張ったところでガツンと来た!
掛かった瞬間に岩魚でないことは分かった。
4回ほど大きく走られたがティペットは2x。
結構冷静にランディングできた。
何十年もフライをやっているが、解禁日の本流で虹鱒を釣ったのは初めてかもしれない。
やっぱり温暖化の影響だろうか。