越後松代 探索ツーリング

5月22日(水)  城川ダム、城の池、林道 室野福島線、菖蒲高原

 

 まだ3日しか経っていないけれど、降水確率0%、気温24℃となれば乗らない訳にはいかない。

今日は以前からのテーマである この地域の探索に出る。

 

 この地域は、私にとっては未開の地が多く、いつも新しい発見や驚きが有る。

今日は何が起こるのかな?と少し期待しながら渋滞の市街地をやっと抜け出した。

 

 間瀬の海に出た。

天気は最高!

 

 今日の目的地は、渋海川支流の城川(城川ダム)とその周辺の室野城山(509m)、正面倉山(558m)を通る林道 室野福島線 だ。

(超ローカルな所なので、地元の人以外は知りませんよね)

距離はそれほどではないので、目的地到着後は成り行きで魚が居そうな川、湖沼を探索とする。

 

 柏崎の市街地から十日町方面へ向かう国道252号に入る。

この路はのどかな田園地帯から始まり、徐々に松代の山中に向かう楽しい路だ。

松代から渋海川に沿って国道403号、県道243号で、昼前に城川ダムに到着した。

 

 勿論人っ子一人いない。

予想通り貸し切り状態だ。(ラッキー!)

ダム下の草原に建つ東屋で昼食とする。

 

ここにいるのは自分だけで、誰にも気を遣う必要がない。

東屋のベンチに寝転がった。

減水した渓流の優しい音と、いろんな鳥の声に聴き耳を立てているうちに少し意識が遠のく。

 

 ああ気持ち良かった。それでは次に行こう。

このダムから続く林道 室野福島線へ向かう。

 

 林道の起点付近に、予定には無かった「城の池」という小さな看板が有った。

ちょっと寄り道してみよう。

 池には「実昇清水」という湧き水が有った。

 さっき昼食を摂ったばかりで喉は乾いてないけれど、無料のモノには手が出てしまう。

お腹がガボガボになるほど飲んでしまった。(それほど美味しい水でした)

(この写真は飲用の湧き水ではありません)

 

 えっ! 一瞬ビックリした。

 ここにも。

 この池の標柱には「雷神降下 城の池」と書かれていたので、その関係の像かな?

愛嬌? 魔除け? なんだか不気味な雰囲気があるね・・・

 

 城の池を後にして林道へ。

室野城山、正面倉山と渡って無事に林道走行を終えた。

 

 さてと、日も長くなって来ているので 帰るにはまだ早い。

地図を取り出し、未だ行ったことの無い場所を探す。

「菖蒲高原」とその先の「野々海池」に行ってみよう。

 

一旦 国道405号に出てから県道348号へ。

さっきの山々とは異なり標高が高い。

野々海池は、新潟と長野の県境の峠を越え、菱ヶ岳1129mと三方岳1139mのちょうど中間の位置している。

どんな場所だろうか。(期待急上昇)

 

 まだ今年の営業が始まっていない菖蒲高原キャンプ場を通過。

(営業は7月1日開始のようです)

急に傾斜がきつくなり、峠付近はもう3速では登れない状況となった。

道端には残雪が見え始め、フキノトウが顔を出している。

 

 もう少しで到着か? という時、先が残雪に阻まれた。

ここまで来て もう先へは進めない状況となってしまった。

残念!

 

 もっとも、まだ5月だから、こんな事はよくある。

面白そうな場所を見つけたと思って、次回の楽しみにしておこう。

急傾斜の狭い道で立ちゴケしないよう慎重にUターンした。

 

 菖蒲高原まで戻って閉鎖中のログハウスにバイクを停める。

 今は無人のキャンプ場、7月になったら人がたくさん来るのだろうか?

再びここに来るのはいつになるだろう・・・

 

 野々海池が気になるけど、どんな場所かを あえてネットで調べないのが自分流です。

 

では。