のどかな早春

3月19日(日) 本流

 

 いつもの本流。

土手から河川敷に下りると、轍の水溜まりには薄氷が張っていた。

足で踏むと、まるで薄い板チョコを食べる時と同じようにパキン!パキン!と気持ち良い感触が得られる。

ポイントまでの水溜まりに張った氷をことごとく割ってこの感触を楽しんだ。(大人気ない)

3月も中旬なのに朝はまだ相当冷えている。春本番になるのはもう少し先のようだ。

 

 朝日が水面に反射して眩しい。

 少し膨らんだネコヤナギが銀色に輝く。

 大きく深呼吸した直後、くしゃみ連発!そして両方の鼻の孔から鼻水が垂れた。

こうなるともはや手遅れですね。(覚悟して来ている)

以降、鼻水は手バナ、或いは垂れ流しとなる。(下品ですみません)

 

 キャスティングの方は至って快調。

今日は無風ですから。

 午後4時、今日予定していたポイントを全て流してみてけれど魚の気配は無かった。

至って平穏、のどかな早春の1日が終わる。

 

 ラインをリールに収めて流れから上がる際、川岸に出たばかりのフキトウが目に入った。

今日の収穫はこれだな。

大粒のものを7、8個選んで手に取る。

今日の晩酌は春の味覚を楽しむことにしよう。

では。