静かなスタート

3月1日(火)解禁日、本流へ

 

 普段通り起床。

そして朝食を済ませて普段通り出発。

普段走る通勤路はいつもの渋滞だ。

 

 解禁日だからといって早朝 川に着いても冷気でガイドが凍り、釣りにならないことは分っているので焦りは無い。

普段の通勤と違う事といえば、このバイパスのインターチェンジを降りずにそのまま直進することだ。

 

 川に到着。

予定通り8時30分。

この時刻になれば、もうガイドが凍る事はないだろう。

久し振りの釣り支度。忘れ物はないだろうか。

 

 スノーシューを手に持って河原に降りる場所まで車道を歩く。

誰にも見られていない事を確認してから(恥ずかしいため)背丈ほどある雪の壁に登りつく。

除雪で出来た雪の壁は、砂や泥が混じっているので、ウエア―を汚さないよう気を付けながらアスファルトから雪原へ脱出した。

 

 春の気配を探しながら雪原(河原)を歩く。

例年であれば水鳥の集団がけたたましく鳴き、一斉に飛び立つはずだが今年は何だかとても静か。

何故か水鳥がいないようだ。

 

 曇天無風で減水しているせいか 川の音さえ聞こえない。

生命感の無い静寂の世界。

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 しばらく歩いてポイントに到着。

スノーシューを外す。

かなりの積雪量だ。

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 ちょっとした水溜まりには厚い氷が張っていた。

この状況では魚達は未だ冬眠中だな(笑)

まあ、初日は慣らし運転ということで。

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 減水のため どのポイントも川底が丸見え状態。

もちろん魚の気配は無かった。

 

 午後は上流へ移動。

僅かでも増水しないかと思いつつ 夕方までロッドを振った。

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 本番は雪代が出てからだけれど、今年の雪代はきっと手強いと思うよ。