小渓流を探索する

4月24日(日) 阿賀野川支流の小渓流

 

 過去のツーリングで良さそうな川を見つける度に、来年の良い時期に釣り道具を持ってここに必ず来ようと思うけれど、それを実行したためしがない。

ここ十数年、春は本流で大物を掛ける事を優先してきたからだ。

でも今年は、心境の変化が有るのか? 自分でもよく分からないが、なんだか急に以前見つけたあの渓流に魚が居るのか確かめに行きたくなった。

 

 その川は大河 阿賀野川に直接注ぐ小渓流である。

今日は、大河との合流点から遡り、行ける所まで行って魚が居るのか確認する事にした。

 

 先週まで薄ピンクだった桜はもう緑になり、野は一斉に芽吹いている。

いつもの阿賀野川の土手から見下ろす田畑もチューリップでカラフルに彩られている。

この時期は毎週 目まぐし野山の状態が変化するので、とてもソワソワしてしまう。

 

  合流点から入渓。

奥に見えるのが大河 阿賀野川

 下流域はこんな感じでロッドが振り易い。


しかし、一時間ほど釣り登ったけれど、魚の気配は無かった。

もうちょっと上に行かないと。

一旦上がり上流へ。

 

 気温が上昇していい気持ち。

里川の様相。

 最初の一匹は可愛い岩魚だった。

 この区間ではこのサイズの魚影がひっきりなしに走る。

魚はいるが、とても神経質。

既に釣り人にやられた感じだ。

 今度は山女魚。

 サイズアップを狙ったけれど、皆こんなサイズばかり。

一旦上がって昼食とした。

 

 午後の部。

更に上流へ。

水量も有るせいか、開けていて釣り易い。

午前と同様に小さ魚影は有るけれど、依然シビアの状態が続く。

大場所の拾い釣りとするも、22センチ止まり。

 午後3時を過ぎたところで車に乗り込み行ける所まで行くことにした。

林道も狭く、渓が深くなる。

 

 林道は続くが残雪と倒木で行き止まり。

今日はここで終了とした。

 

 結局、良いサイズの魚には出会えなかったけれど、魚はたくさんいた。

今度は5月の中旬頃来てみるかな。(たぶん本流が忙しくて来れないよ)