私のシルクロードを紹介する。
先の記事でも少し書いたが2018年に手に入れた。
もちろん走行できる状態で納車されたが、各所の汚れや錆は手入れしなければならない状態。
2018年の冬はひたすら磨いた。
さすがにエンジンは降ろせないが、素人が外せるものは全て外す。
外観はまずまずの車体であったが、やはり39年間蓄積された見えない部位の垢には手こずった。
部品についてはできるだけ純正に復元したくて、毎日オークションをチェックする日々が続く。
一番手こずったのがブレーキレバー。
左右のレバーはカスタムされていたので、ここは意地でも純正に復元したい。
クラッチレバーはなんと純正品の在庫があった!
ブレーキレバーは一向に出品が無く焦りが募る。(損傷品は出るけど)
2019年の初夏になってやっと出た!
1本、6000円。落札するしかなかった。
2019年夏にこのバイクで特徴的なシングルシートが裂け始める。
オークションではシートは本体2万円出さなければならないので、仕方なく純正でない張替え用表皮だけ購入し、自分で張り替えことにした。
仕上がりがとても心配だったが、思った以上に良くできる。
「HONDA」のロゴが無いのが残念だが、張替え用が有るだけでもありがたかった。
なんだかんだ2019年の晩秋になってようやく自分が思っていた復元地点に到達したのである。
現時点の走行距離は13,840km。
エンジンのふけ上がりは悪くはないが、エンジン音に少し疲れを感じる。
シリンダーとピストンのクリアランスが大きいのだろう。(?)
エンジンオイルのレベル低下も早い。
某バイク屋さんのあの診断機でテストしたところ、出力11ps、最高速度110km/h であった。
まあーこんなもんだと納得する。
2020年は一応万全の状態で発進することになるが、どこまでこの状態を維持できるのだろうか?
長生きしてくれよ!
今年は林道ツーリングの計画がいっぱいあるからな。