炎天下の本流で。

7月26日(月) 本流

 

 先週末は夜が明けたら直ぐに渓流に行くつもりだったけれど、急な用件で中止!

やっと今日の昼に開放されたが、もう山奥の渓流に行く時間はないな。

 

 連日の炎天下、本流は渇水、高水温、それに加えてポイントには鮎師がきっと先に水に浸かっているだろうな・・・

オリンピックも気になるし・・・

このままクーラーの効いた部屋でオリンピック観戦をしようか・・・(迷う)

 

 この時期、本流の大物釣りは とっくに終わっていると考えるのが普通だと思うけれど、私は違う。

この状況こそ、大物は特定の条件の揃った場所に身を潜め、これまでの季節と全く異なった捕食体勢を執るようになるのだ。

今日は正にこの条件にハマる。

じゃあ、やっぱり行くしかないね。

水筒に氷をたくさん詰めて車を走らせる。

 

橋の上から見下ろす流れには やはり先客の鮎師が見える。

もう少し待てば川から上がる時間だけれど、少しでも早く水に浸かりたい。

できる限り鮎師に距離をおき、邪魔しないように川に入った。

 

 いつも通りサーモンフックを2xのティペットに結ぶ。

今まで近づけなかったポイントがこの渇水で射程範囲だ。

この時期ならではの方法でフライを流す。(その方法は秘密です)

 

 思った通りに魚がフライをひったくった。

ファイト中はそれはほどのサイズではないと思ったが、浮いてきた魚体を見て驚いた。

デカイ!

二度すくい損ねるも無事ランディング。

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渇水で餌不足のせいか腹部は少し痩せていたが、綺麗で厚みのある57センチ。

してやったり!!