シルクロードでフライフィッシングとトレッキング(その②)

7月3日(金)(その②)

トレッキング編(胎内)

 

 胎内川と鹿の俣川の合流地点。f:id:kazemoriharumiti:20200704093325j:plain

胎内川は濁っているが、鹿の俣川は澄んでいる。

もしかして、胎内川の大物が濁りを避けてこの合流ポイントにいるのではないかと詠む。

#2、5ピースのパックロッドを継いでウエーダーを履き、白泡に#14のウエットを投入。

早速チビ山女魚が絡みつく。

核心部では12センチ程度のウグイの猛攻。

イブニングまで待てれば目的の魚が掛かるかもしれないが、ここは切上げて上流に行こう。

川を一旦上がる。

 

 ふと胎内スキー場から飛び立っているであろうパラクライダーが目に入る。

どこから離陸しているのだろうか?

ちょっとのぞきに行ってみよう。

 

 ゲレンデへの入り口はすぐ近くにあった。

特に進入禁止の看板などは見当たらない。

斜面の真ん中を通る一本道を1速ギヤでトコトコと登る。

昨年までエンジンオイルは10w-40を使用していたのだが、こういう時のために今年は20w-50にした。

そのためか、こういう状況でダレていたエンジンが別物の様にしっかり鼓動している。

とても心強い。

途中、一旦登ってきた斜面を振り返って見下ろした。

誰も居ない草原。

少し湿っているが気持ち良く穏やか風。

このシルクロードでこういう事がしたかったのだ。

とても嬉しくなる。

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シーズン中はゲレンデであろう緩やかな斜面。振り返って見下ろす。

 シーズン中は、このスキー場の銀座通りであろう場所に有った案内看板。f:id:kazemoriharumiti:20200704093606j:plain

 いざ、山頂部へ。

必要でもないが、時々スーパーローギヤに落としながら登坂する。

 

なんだ!この景色は!

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さっき釣りをしていた地点も含めて胎内川が一望できる

今まで胎内川へは数えきれないほど来いて、この辺りの川の地形は知っていたつもりだったが、こんな綺麗に蛇行しているとは私にとっては新たな発見だ。

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残された河畔林を縫う胎内川

因みに、パラクライダーの離陸ポイントは、このリフト降り場の少し下らしい。

 

 今日はこのバイクでやりたかった事が全部出来てとても楽しい一日だったな~。

これからも今日のように楽しませてくれよな。 頼むぞシルクロード